人を許す能力は
第2回です。
今回は心理学者マクスウェル・マルツさんのお言葉です。
これも僕が大切にしたいと思う言葉です。
「人を許す能力は、人間としての自分の価値を測る、大きなものさし。」
本当に大切なことです。
こんな大切なことをおっしゃったマクスウェルさんを紹介してみます。
マクスウェル・マルツ
アメリカの形成外科医、美容形成外科医です。
後年、興味の対象が人間の心理の部分になってきたそうです。
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マクスウェルの書いた「サイコ・サイバネティクス」は日本でも非常に人気のある著書です。
自分の人生の舵取りをし、心の平安を求めることで人生を楽しく生きる…といったような自己啓発の内容になっているようです。
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ぴえろんの言葉の解釈
この言葉はそのままの意味ですね。
人を許すということは受け入れるということだと思います。
怒りの感情を抑えるとき、飲み込むとき、許すとき。
きっと、相手に対しての良い感情を織り交ぜていくのだと思います。
たくさんの人と出会えば、それぞれこだわりがあります。
もちろん自分にもあります。
人を許す、受け入れる…そうすることで自分の中のこだわりが徐々にはっきりしていくような気がします。
別の角度から眺めると…
初回を飾りますのはヘンリー・デビィット・ソローさんのお言葉。
とても好きな言葉で僕が一番大切にしていることなので紹介します。
「別の角度から眺めると、世界は鮮明に見えてくる」
素敵な言葉ですね。
まずはヘンリーさんのことから紹介してみましょうか。
ヘンリー・デビィット・ソロー
アメリカの思想家であり作家・詩人であり博物学者。
主に自然と人の関係を描く作品が多かったようです。
代表作は「ウォールデン-森の生活」
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ネイチャーライティングと言われる、自然環境をめぐるノンフィクション文学に分類されるようです。
本人はアメリカでは環境保護運動の先駆者として評価をさているそうで…
自然と人を深く考えた偉人かと思います。
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ぴえろんの言葉の解釈
これは僕も心がけています。
ビジネスというより人間関係に。
職場などで一つの問題が挙がった時、皆さんはどうしますか?
僕はまず、自分の考えをまとめます。
なぜこうなったのか、問題に対して自分はどう思うのか。
でも、それだけでは問題の解決にはなりません。
職場にはたくさんの人がいて、人の数だけ思惑があって。
立場にわけて、その立場に自分がなった場合。
一つ一つでなぜこうなったのか、問題に対してどう思うのか。
それをした結果…問題の本質が見えてきます。
そしてすべての立場の妥協案が見えてきます。
自分の見方だけではとてもとても…世界を知ることはできません。
だから様々な角度から。
たくさんの人の思惑をほんの少しでも理解しようとすれば
ぼんやりと見えていた世界がはっきりと本質を見せてくれる。
そう解釈します。
ソローさんは自然を大事にしていた方なので。
もっと大きな意味なのかもしれませんが…
考えを活かそうと思う時。
僕ならこう解釈します。